食中毒

食中毒とは有害物質に汚染された飲食物を摂取する事で起こる急激な中毒症状、急性感染症を発現。大きく分けて

(1) 細菌性中毒(中毒菌によるもの)
(2) 自然毒による中毒(フグやキノコの毒)
(3)化学的物質による中毒(農薬・殺虫剤・防腐剤など)。

の3つに分類されます。

(2)と (3) は季節に関係しませんが、(1)は5月から9月にピークを迎えます。
これは温度と湿度が高く菌の繁殖に適当な環境になる事と暑さで水分の取りすぎで人間の胃の抵抗力が減ってくるからです。
また、菌は1つでも半日位で2000万から億の単位まで増えていきます。朝、衛生的に作った弁当でも3,4時間経てばあとでついた菌がどんどん繁殖して食中毒を起こす十分な数になる事もあります。

食中毒菌の種類と主な症状

サルモネラ菌:下痢・吐気・嘔吐・腹痛・発熱・頭痛
ブドウ球菌:下痢・吐気・嘔吐・腹痛
腸炎ビブリオ:下痢・嘔吐・腹痛・発熱
ボツリヌス菌:嚥下困難・複視・発声困難・呼吸困難
病原性大腸菌:下痢・吐気・嘔吐・腹痛・発熱

食中毒を起こしやすい食品は

魚介類とそれを使った加工食品が食中毒の原因の50%以上を占めます。野菜も主食や一夜漬けを作る前には良く洗ってから調理します。肉、卵も鮮度に気をつけてできる限り十分な加熱調理を行ってください。

食中毒を予防するには

1)調理する人の十分な手洗いの徹底
食べ物に触れる前は念入りな手洗いが必要。石鹸でしっかりと洗う事が大切です。手洗いに勝るものはありません。

2)調理中におしゃべりをしない事、鼻や口をこすったりしない
のどや鼻腔についたブドウ球菌が唾やくしゃみや咳で調理したものにつきそれが時間と共に増殖しそれを食べた人が中毒を起こすことがあります。

3)ネズミ・ゴキブリ・イヌや猫・ハエなどを調理場からしめ出す

4)調理場、調理器具の消毒・除菌
不衛生な状態の調理場や不潔な調理器具も食中毒の感染源となります。調理場や調理器具を適切な手法に基づき清潔に保つことが食中毒の防止につながります。
特に高温多湿の日本の夏は食中毒を起こしやすいです。食中毒に対する基本的な知識を持って、食中毒を防ぎましょう。